南相馬 ロボット研究・開発拠点で中学生がロボット制御を体験

南相馬市にあるロボットの研究・開発拠点で、地元の中学生がロボットを制御するプログラミングなどを体験する授業が行われました。

この授業は、南相馬市にある福島ロボットテストフィールドが子どもたちにロボット関連の仕事に興味を持ってもらおうと定期的に開いていて、25日は向陽中学校の2年生120人余りが訪れました。

研究室が並ぶエリアに入った生徒たちは、企業や大学がロボットやドローンなどの最先端の開発に携わっていると説明を受けていました。

また、手のひらサイズのロボットをみずから操作する体験もあり、生徒たちはタブレットを使って「右手を上げて下げる」「左足でキックする」などの動きをプログラミングで制御していきました。

プログラミングの講師を務めた開発企業の担当者は「ロボットに関係する仕事に興味を持って、将来、福島に戻ってきてくれることを期待しています」と伝えていました。

男子生徒は「プログラミングでロボットが人間みたいにいろんな動きをしてすごいと思いました」と話していました。

また、女子生徒は「こんなに大きな施設があることは知らなかったし、ロボットについて興味が深まりました」と話していました。