磐梯吾妻スカイラインなど3つの観光道路 冬期の通行止め解除

福島市と猪苗代町を結ぶ「磐梯吾妻スカイライン」など、県内3つの観光道路で冬期間の通行止めが23日、解除され、訪れた人たちがドライブを楽しみました。

吾妻連峰を南北に走る「磐梯吾妻スカイライン」は全長28.7キロの観光道路で、除雪が終わったことなどから、23日、冬期間の通行止めが解除されて通行できるようになりました。

午前10時に福島市の土湯温泉側のゲートが開放されると、心待ちにして並んでいたおよそ30台の車やバイクが次々に走り出していきました。

先頭に並んでいた北塩原村の72歳の男性は「スカイラインが開通すると春が来たなと感じます」と話していました。

23日は霧で視界が悪く、福島市内を見下ろす眺望を楽しむことはできませんでしたが、訪れた人たちは道路脇や斜面に雪がまだ残る景色を眺めながらドライブを楽しんでいました。

このほか、猪苗代町と北塩原村を結ぶ「磐梯吾妻レークライン」と、磐梯町と北塩原村を結ぶ「磐梯山ゴールドライン」も23日から通行できるようになりました。

ただし、これら3つの観光道路は、夜間や早朝、路面凍結のおそれがあるため、当面は、午後5時から翌朝まで通行止めになります。

また、北塩原村と山形県米沢市を結ぶ「西吾妻スカイバレー」も24日午前10時に通行できるようになります。