福島市の小学生たち 道の駅で「緑の募金」呼びかけ

まちの緑化などに使われる「緑の募金」を集めようと、福島市の児童らが22日、道の駅で利用者らに募金を呼びかけました。

「緑の募金」は森林の整備や公園の緑化などの費用に充てるため、毎年春と秋に全国でキャンペーンが行われていて、福島市でも県の緑化協会と市が実施しています。

これに合わせて福島市の佐倉小学校の6年生17人が22日、市内の大笹生にある「道の駅ふくしま」で募金活動を行いました。

児童らは声をそろえて「ご協力をお願いします」などと元気よく呼びかけ、道の駅を訪れた人たちが次々と募金していました。

そして、募金してくれた人の胸元に緑の羽根を付け、マリーゴールドやベゴニアの鉢植えを手渡していました。

6年生の女の子は「大勢が募金に応じてくれてうれしかったです」と話していました。

福島市によりますと、街頭での募金活動は新型コロナウイルスによる制限の緩和を受けて5年ぶりに行われていて、今年度は市全体でおよそ950万円の募金額を目指しているということです。

福島市農林整備課の吉田広明課長は「福島市も街の緑化を推進していて、募金を機会に多くの方にご協力いただければうれしいです」と話していました。