福島市の昨年度の消費者物価指数 2年連続3%上昇

家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる昨年度・2023年度の平均の消費者物価指数は、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が、福島市で前の年度より3%上昇しました。
3%台の上昇率は2年連続となります。

総務省によりますと、福島市の昨年度1年間の平均の消費者物価指数は、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が、2020年の平均を100として106となり、前の年度より3%上昇しました。

食料品の値上がりなどが主な要因となっていて、3%台の上昇率は2年連続です。

なかでも、「生鮮食品を除く食料」は6.8%の上昇となりました。

具体的には、牛乳や卵、バターなどの「乳卵類」が14.1%、りんごやみかん、いちごなどの「果物」が11.2%、弁当や冷凍食品などの「調理食品」が9.2%、ようかんやケーキなどの「菓子類」が8.9%、それぞれ上昇しました。

このほかの身近なものも値上がりが続いていて、ティッシュペーパーなどの「家事用消耗品」は16.6%、「下着類」は11.8%と、それぞれ上昇しました。

また、エネルギーは「電気代」が12.1%下落し、「ガス代」は1.9%上昇しました。