バレーボール「デンソー」郡山市に拠点を移転へ

バレーボールのトップリーグ、SVリーグ女子に参戦予定の「デンソーエアリービーズ」が、愛知県の拠点を郡山市に移すことになり、チームの関係者が県庁で意気込みを語りました。

17日はデンソーの山崎康彦副社長とチームの監督やキャプテンらが県庁を訪れ、内堀知事と郡山市の品川萬里市長に移転の経緯を説明しました。

「デンソーエアリービーズ」は、来シーズンから新たに発足するバレーボールのトップリーグ、SVリーグ女子に参戦する予定で愛知県西尾市を拠点としつつ、これまでに第2本拠地の郡山市などでも試合を行ってきました。

今回、福島の復興を支援するためホームタウンの協定を結んでいる郡山市への移転を決め、山崎副社長は「バレーボールを通じて一つ一つ実現する福島に貢献したい」と述べました。

これに対して郡山市の品川市長は「郡山市制施行100周年の節目に花を添えてくださる慶事です。県民の皆さんにはホームゲームに足を運び力強い声援を送ってほしい」と歓迎しました。

今後、チームの練習拠点なども郡山市に移りますが、市内で練習拠点の整備を行うため移転は徐々に進める計画です。