新人フラガールが入社 夏の初舞台に向けてダンスレッスン開始

フラダンスが呼び物の福島県いわき市の温泉リゾート施設に、この春5人の新人フラガールが入社し、ことし夏の初舞台に向けてダンスのレッスンを開始しました。

いわき市の「スパリゾートハワイアンズ」の新人フラガールとして施設の運営会社に入社したのは、福島県内や関東の合わせて5人です。

16日から本格的なダンスのレッスンが始まり、これまで59年にわたりフラガールを育ててきたカレイナニ早川さん(92)の指導のもと、「自分自身を大切にすること」などの心構えを学んだあと、膝を柔らかく使うステップや体の軸がぶれないように腰を回す動作など基本的な動きを練習しました。

5人はいずれも18歳で、このうち埼玉県深谷市出身の峰岸美弥さんと桃花さんの2人はこれまでで3組目、16年ぶりの双子のフラガールです。

小学5年生のときにハワイアンズのショーを見て、姉妹そろってフラガールを目指してきたということで、「久しぶりの双子として息の合ったダンスで盛り上げていきたい」と話していました。

また、郡山市出身の澤田梨花さんは、母親の勧めで5歳からフラダンスを習ってきたということで、「見た人がわくわくするようなフラガールになりたいです」と話していました。

指導したカレイナニ早川さんは、「人格も鍛えて多くの人たちを感動させてほしい」と話していました。

新人フラガールたちは、毎日6時間ほどのレッスンに励み、この夏の初舞台を目指します。