新幹線と高速道路 大型連休混雑ピーク予想 下り3日上り5日

今月下旬からの大型連休を、ふるさとや行楽地で過ごす人たちの混雑のピークは、新幹線と高速道路でいずれも下りが来月3日、上りが来月5日と予想されています。

JR東日本と東日本高速道路は、大型連休を前にそれぞれ、今月26日から来月6日までの期間の新幹線と高速道路の混雑予想を発表しました。

まずJR東日本によりますと、新幹線の指定席の予約状況は今月11日時点で東北新幹線が去年より8%多い38万席、秋田新幹線が9%多い5万席、山形新幹線が12%多い5万席となっています。

予約可能な席に占める割合、予約率でみると、東北新幹線が34.8%、秋田新幹線が35.7%、山形新幹線が29.4%で3つの新幹線全体では34.2%になっています。

混雑のピークは下りが来月3日、上りは来月5日で、すでに満席になっている列車もあるということです。

一方、東北自動車道の混雑のピークは、下り線が来月3日、上り線が来月5日と予想されています。

県内では、下り線は来月3日の午前10時ごろに、福島トンネル付近を先頭に15キロの渋滞が見込まれ、上り線は来月5日の午前11時ごろに、福島トンネル付近を先頭に10キロの渋滞が見込まれるということです。

このほか、5キロ以上の渋滞が予測されているところもあり、東日本高速道路は混雑時を避けて利用するよう呼びかけています。