磐梯山の形に盛りつけたユニークなカレー登場 会津大学

会津若松市にある会津大学の学生食堂に、会津地方のシンボル、磐梯山の形にごはんを盛りつけたユニークなカレーが登場して話題になっています。

会津大学に登場したのは、その名も「磐梯山ジオパークカレー」です。

貴重な地形や地質を保護して教育や観光に役立てるジオパークに認定された磐梯山を学生などにPRしようと作られました。

カレーは、磐梯山と峰つづきの山の頂きのでこぼこをごはんの型を使って忠実に再現していて、そこによく煮込んだポークカレーのルーをあわせています。

学生たちは、表磐梯と裏磐梯のどちらから食べるか悩むことも無く、夢中でほおばっていました。

地域資源の保護や防災教育を目的に磐梯山周辺の3町村などでつくる協議会が協力してカレーの提供が実現したということです。

企画した会津大学の小川オリビア上級准教授は、「磐梯山のすばらしさを県産の食材のおいしさも含めて伝えたいと企画した。自分の研究分野を生かすなどし地域に関わってもらいたい」と話していました。

山形県出身の2年生の男子学生は、「スパイシーでおいしい。磐梯山にはまだ行ったことがありませんが、山登りが好きなので今度登りたいと思いました」と話していました。

学生食堂は地域の人も利用でき、カレーは毎週木曜日に提供されるということです。