「イトーヨーカドー郡山店」来年2月新ショッピングセンターに

ことし5月に閉店する「イトーヨーカドー郡山店」について、同じグループ企業で郡山市に本社を置くヨークベニマルは、店舗として使われていた建物を引き継ぎ、新たなテナントも誘致したうえで来年2月に新しいショッピングセンターとして開業を目指す方針を明らかにしました。

大手スーパー、イトーヨーカドーの運営会社は、全国17店舗の営業を順次、終了する方針で、「イトーヨーカドー郡山店」は5月26日に閉店します。

これについて、同じセブン&アイグループで、郡山市に本社を置くヨークベニマルの真船幸夫会長は10日、郡山市で会見し、「来年2月までにテナントを迎えて、ショッピングセンターとして生まれ変わる計画を持っている」と述べ、店舗として使われていた建物を引き継ぎ、来年2月の開業を目指す方針を明らかにしました。

そのうえで、「従来にない店舗を作りながら、旗艦店に仕上げていきたいというのがわれわれのねらいだ」と述べ、新しい店の中核となる大規模なテナントの誘致を急ぐ考えを示しました。

一方、来月6日に閉店する予定の福島駅西口の「イトーヨーカドー福島店」については、駅前の好立地にあることから前向きにヨークベニマルの店舗の出店を検討したいという意向を示す一方、土地や建物の所有者の活用方針が決まっていないことから、具体的な協議は行っていないとしています。