チャーター便運航 ベトナムの旅行会社の副社長が副知事と懇談

先月末に福島空港とベトナムを結ぶチャーター便の運航が始まったのを受けて、ベトナムの旅行会社の副社長と福島県の佐藤宏隆副知事が県庁で懇談し、便の運航を続けていくことの重要性を確認しました。

県庁を訪れたのは、ベトナムの旅行会社「ベトトラベル」のグェン・ハー・チュン副社長ら3人で、佐藤副知事と会談しました。

先月28日、福島空港とベトナムを結ぶベトトラベル航空のチャーター便が就航し、今月14日にかけて、ツアー客を乗せた5往復10便が発着する予定で、ベトトラベルはこの航空会社の親会社にあたります。

懇談で佐藤副知事は「美しい桜やおいしい料理、日本酒などで福島を存分に楽しんでほしい。ベトナムから多くの方に来てもらえるよう、チャーター便の継続を目指していきたい」と述べたのに対し、チュン副社長は「自社の航空会社でチャーター便を福島に送ることができた。今後も協力しながら、チャーター便を運航していきたい」と応え、便の運航を続けていくことの重要性を確認しました。

県は今後、ベトナムのインフルエンサーを福島のツアーに招き、県内の魅力をSNSなどでPRしてもらうことにしていて、ベトナムからの誘客に力を入れてチャーター便の継続につなげたいとしています。