飛び降りようとしていた女性助ける 中学生5人に感謝状 伊達

先月伊達市で、橋から川に飛び降りようとしていた女性を見つけて声をかけ、思いとどまらせて助けたとして、伊達中学校の生徒5人に警察から感謝状が贈られました。

警察から感謝状が贈られたのは伊達中学校に通う生徒5人です。

4日、伊達警察署で贈呈式があり、手塚浩署長が「迅速な対応は模範となるもので、その功労をたたえます」と感謝状を手渡しました。

生徒たちは先月28日、下校している途中に橋の欄干から川に飛び降りようとしている女性を見つけました。

生徒たちは「大丈夫ですか」「手つかめますか」などと優しく声をかけて飛び込むのを思いとどまらせると協力して女性の体を抱え、歩道に引き戻して助けたということです。

感謝状を受け取った3年生の佐藤優羽さんは、「声をかけたら泣きそうな顔をしていて助けなければと思いました。焦った様子だったので落ち着くよう声をかけ続けました」と当時を振り返りました。

2年生の高橋桃萌音さんは、「命を救えてよかったです。改めて命の大切さを感じて、こうして生きていられることが幸せなので、この思いを大切にしていきたいです」と話していました。