多くの企業で入社式 地元銀行でも新入行員が出席し入行式

新年度初日の1日、福島県内の多くの企業で入社式が行われ、このうち、福島市にある銀行の本店では新人行員らおよそ80人が出席した入行式が行われました。

福島市に本店がある東邦銀行の入行式には、新入行員73人のほか、グループ会社の新入社員6人のあわせて79人が出席しました。

式では、佐藤稔頭取が新入行員らに1人ずつ辞令を手渡し、「地域社会に貢献するという思いを常に持って、仕事にあたってほしい」と激励しました。

続いて、新入行員の代表、郡山市出身の嶋根寛人さんは「責任ある社会人としてのスタートを切ったという実感がわき、身の引き締まる思いです。学生時代に感じた福島を元気にしたいという思いを胸に、地域社会に役に立てる社会人になりたいとい思います」と応えていました。

ことしの入行式は、新型コロナウイルスの「5類」移行後としては初めてで、5年ぶりに新入行員の保護者も出席しました。

喜多方市出身で、地元の喜多方支店に配属される新入行員の女性は「入行式に参加して学生気分が抜け緊張感が出てきました。失敗を恐れることなく努力し福島を元気にしていきたい」と話していました。