コメについて子どもたちに理解を深めてもらう体験教室 福島
子どもたちに最も身近な食材であるコメについて理解を深めてもらおうという体験教室が福島市で開かれました。
この体験教室は春休み中の子どもたちを対象に、身近な食材に理解を深めてもらおうと、福島市の教育文化施設と地元の食品会社が開いたもので、小学3年生から6年生の18人が参加しました。
テーマはコメで、はじめに講師役の食品会社の担当者が、ふだん食べている白米やもち米の性質について説明しました。
そして、子どもたちはルーペを使って白米がやや透き通っている一方で、もち米は白く濁っていることなど見え方に違いがあることを確かめました。
この見え方の違いについて講師役の担当者は、コメに含まれるデンプンの性質が異なるためだと説明し、子どもたちは白米ともち米を食べ比べて食感や味の違いも確かめていました。
続いて、福島の郷土料理「いかにんじん」を使った炊き込みご飯づくりが行われ、子どもたちはできあがったご飯をおいしそうに食べていました。
参加した小学6年生の男の子は「ニンジンの食感とイカのうまみがご飯といい相性で、とてもおいしいです」と話していました。