古殿町 施設栽培の山菜の「ウルイ」 収穫が最盛期

福島県古殿町で、施設栽培している山菜の「ウルイ」の収穫が最盛期を迎え、生産農家は早朝から作業に追われています。

ウルイは山野草の「オオバギボウシ」の若葉で、シャキシャキとした歯ごたえとぬめりのある食感が特徴の春の山菜です。

古殿町では、かつて盛んだったたばこの葉や養蚕に代わる作物として、地元の有志が40年ほど前からウルイの栽培に取り組み始め、今は30戸ほどの農家が施設栽培を行っています。

このうち、矢内義雄さん(70)の農業用ハウスでは、今月上旬から収穫が始まり、今、作業のピークを迎えています。

矢内さんは、19日も早朝5時から妻の幸子さんと2人で作業を進め、40センチほどの高さに育ったものを選ぶと1本ずつ根元から手で摘み取っていきました。

矢内さんは「この収穫時期になると春がきたなと感じます。ウルイは和洋中どの料理にも合う食材なので、ぜひ食べてみてほしいです」と話していました。

古殿町のウルイは、県内のほか東京にも出荷され、今シーズンの収穫作業は5月上旬まで続くということです。