「ゆうやけベリー」を使ったスイーツのフェア 県開発のイチゴ

福島県が開発したイチゴの品種「ゆうやけベリー」をPRしようと、県内の洋菓子店などでゆうやけベリーを使ったスイーツのフェアが開かれています。

「ゆうやけベリー」は、福島県がイチゴのブランド化をはかるため10年かけて開発し、おととしから販売が始まった品種で、甘さや香りが強い一方、酸味が控えめなのが特徴です。

このイチゴの認知度を高めていこうと、県の要請を受けて、県内にある洋菓子店や喫茶店の4店舗で、ゆうやけベリーを使ったスイーツが期間限定で販売されています。

このうち二本松市にある洋菓子店では、ゆうやけベリーをふんだんに使ったショートケーキやエクレアなどが販売されています。

どのスイーツも生クリームなどの甘さを控えめにして、このイチゴの特徴である甘さを引き立たせているということです。

ケーキを買った田村市の30代の女性は「『ゆうやけベリー』の名前は知っていましたが、食べたことはなかったので楽しみです」と話していました。

ゆうやけベリーを使ったスイーツを販売している洋菓子店の平栗舞さんは「ケーキなどをきっかけに多くの人にゆうやけベリーのおいしさを知ってもらいたい」と話していました。