県内のインフルエンザ感染者数 再び注意報レベルに

インフルエンザの感染が増えています。
今月25日までの1週間に福島県に報告された感染者数が再び注意報レベルになりました。
主流となっているウイルスの種類が変わったため、一度感染した人も感染するおそれがあるということで、県は感染対策の徹底を呼びかけています。

インフルエンザなどの流行状況を把握するため、福島県は、県内82の医療機関から報告された新たな感染者数を週ごとにまとめています。

今月19日から25日までの1週間に報告された感染者数は、1医療機関あたりの平均で10.85人と、先週より0.96人増え、再び10を超える注意報レベルになりました。

年代別では感染者のおよそ9割を10代以下が占めています。

県によりますと、主流となっているウイルスの種類がA型からB型に変わり、今回報告があった人のおよそ8割がB型となっていて、一度感染した人も再び感染するおそれがあるということです。

来週は県立高校の入学試験も予定されていて、県の感染症対策課は、マスクの着用やこまめな手洗い、換気など、基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。