南東北を周遊 JRの新観光列車「SATONO」がお披露目

南東北3県を周遊する新しい観光列車「SATONO」がこの春から運行します。28日はJR郡山駅で列車のお披露目が行われました。

新たな観光列車「SATONO」は福島、宮城、山形の南東北3県を季節の移り変わりとともに楽しんでもらおうと運行する2両編成の観光列車です。

28日はJR郡山駅で報道関係者向けに列車のお披露目が行われました。

外装は南東北の豊かな自然をイメージし緑色や青色でラッピングされています。

内装も、1号車はボックス席を中心に車窓からの風景を見ながら食事を楽しめるように、2号車はリクライニングシートでゆったりとくつろげるようにデザインされています。

また、列車内に展望室も設置され、通常より2倍近く大きい幅180センチの窓から風景を望むことができます。

JR東日本東北本部マーケティング部の戸田憲介ユニットリーダーは「地域の酒や食事と一緒に車窓からの風景や現地での旅行を楽しんでほしい」と話していました。

福島県内では春の臨時列車「あいづSATONO」として4月6日から6月9日にかけての土日や休日に運行され、磐越西線の郡山駅と喜多方駅の間を走ります。

6月15日からは山形県内で「さくらんぼSATONO」として山形駅と左沢駅の間を運行し、その後、宮城県でも運行する予定だということです。