全国各地の大学生「東北のハワイ」でフラダンスを通じて交流

「東北のハワイ」と呼ばれる福島県いわき市に全国各地の大学生が集まり、フラダンスを通じて交流する「フラ・フェスティバル」が開かれました。

「全国学生フラ・フェスティバル」は、東日本大震災の被災地に元気を届けようと、2014年に始まったイベントで、いわき市の温泉リゾート施設、「スパリゾートハワイアンズ」で開かれています。

ことしは全国17の大学からフラダンスに取り組む308人が参加しました。

このうち学習院女子大学の学生たちは、メンバーごとに青、赤、緑の衣装を身につけて緩やかな踊りを披露し、土地を愛する気持ちとともに穏やかな波が寄せる夕暮れ時の海を表現していました。

孫のフラダンスを見るために須賀川市から夫婦で訪れた70代の男性は「素晴らしい。大学生の踊りは若々しくて良いですね」と話していました。

参加した青山学院大学の2年生石川沙耶さん(20)は「フラガール発祥の地で踊ることで、福島を盛り上げられたのではないかと思います。フラダンスは誰かを笑顔にできる素敵な踊りだなと改めて感じました」と話していました。