大震災の祈念行事に向け 会津若松市の園児たちがろうそく作り

東日本大震災から13年になるのにあわせて、福島県会津若松市で開かれる県主催の追悼復興祈念行事に向けて、地元の保育所で園児たちがろうそく作りを行いました。

ろうそく作りは、東日本大震災から13年になるのにあわせて、県が来月10日に会津若松市にある県立博物館で開く、追悼復興祈念行事に向けて、市内の4つのこども園や保育園で行われています。

このうち、21日会津若松市の中央保育所では、年長の園児18人がろうそく作りに参加しました。

園児たちは、地元の短期大学部の講師から教わりながら、器に入った5センチほどの黄色いろうそくの上に青やピンクなどの小さなろうのかけらを刺して、思い思いのデザインに仕上げていました。

また、会場を彩るランタンシェード作りも行われ、園児たちは最初に書道の半紙に溶かしたろうで絵を描き、次に霧吹きで色水を吹きつけて完成させる「ろうけつ染め」にも取り組みました。

会津若松市での追悼復興祈念行事は、来月10日に県立博物館で開かれあわせておよそ400個のろうそくなどが照らす中、黙とうなどが行われます。

参加した女子園児の1人は「青色や黄色を使って上手に作れて楽しかったです。きれいに光って欲しいです」と話していました。