いわき市の水族館で海の生物などをかたどったつるし飾りを展示

来月のひな祭りを前に、福島県いわき市の水族館では、およそ1万点の海の生き物などをかたどったつるし飾りが展示されています。

いわき市の「アクアマリンふくしま」は、桃の節句を前にしたこの時期に海の生き物などをかたどった水族館ならではのつるし飾りを展示しています。

地元のパッチワークの愛好家のグループが手作りしたもので、タイやエビ、それに金魚などの縁起物などおよそ1万点が展示されています。

このうち、館内で展示している生き物の飾りでは、子どもたちに人気のチンアナゴや「生きた化石」と呼ばれるシーラカンスのほか、ことしのえとにちなんで漢字で「龍に魚」と書くアロワナもあり、訪れた人たちが写真に収めるなどして楽しんでいました。

家族で訪れたネパール人の男性は、「母国から両親が来たので案内しました。ネパールにはない文化でとてもきれいだと思います」と話していました。

アクアマリンふくしまの藁谷桜子副主査は、「水族館で展示している生き物の飾りもあり、自分の好きな生き物を探すなどして楽しんでほしい」と話していました。

つるし飾りは、来月3日まで展示されます。