節分を前に 子どもたちが元気いっぱいに豆まきして鬼退治

3日の節分を前に、福島市のこども園では、子どもたちが元気いっぱいに豆まきの行事を行い、鬼退治をしました。

福島市にある福島学院大学認定こども園では毎年、節分にあわせて豆まきの行事を行っていて、園の遊戯室には、3歳から6歳のおよそ120人が集まりました。

はじめに、園の先生たちが劇を演じ、自分の心の中にいる鬼を豆をまいて退治するという話を披露しました。

そして、園児たちが「豆まき」の歌を声を合わせて元気よく歌ったあと、職員がふんする赤鬼と青鬼が突然、大きな声を上げたり、こん棒を振り回したりしながら登場しました。

中には鬼が怖くて泣き出す園児もいましたが、子どもたちは、「鬼は外」と言いながら、升に見立てて作った紙の袋などに入った豆を鬼めがけて投げて退治しました。

最後に福の神が登場して園児たちが食べる落花生を配りました。

豆をまいた6歳の男の子は「鬼がいなくなってほしいという気持ちで豆をまきました。もらった豆は家で食べたいです」と話していました。

また、6歳の女の子は「怖かったですが、鬼が後ろを向いている時にやさしい気持ちで豆を投げました。ママは豆が嫌いなので妹と一緒に豆を食べたいです」と話していました。