「イトーヨーカドー福島店」閉店へ ハローワークが支援策

ことし5月にJR福島駅西口にある「イトーヨーカドー福島店」が閉店するのに伴い大勢の従業員の離職が見込まれるなか、ハローワークは、臨時の相談窓口を設けるなど支援策をとることを決めました。

福島市太田町にある「イトーヨーカドー福島店」は今月9日、採算性が低いことなどを理由に、ことし5月6日で閉店することを正式に公表しました。

店舗には福島店の従業員とテナント店の従業員あわせておよそ200人が勤務していますが、ハローワーク福島はおよそ半数が離職すると見込み、福島市などでつくる対策本部の初めての会議を市内で開きました。

会議は、離職者の雇用支援策が話し合われハローワークに臨時の相談窓口を設けることや、関係機関が連携して求人の開拓を進ることなどを決めたということです。

ハローワーク福島の菅野幸成所長は、「イトーヨーカドー側と協議を行い個々のニーズを把握しながら支援に努めていきたい」と話していました。

また、福島市商工観光部の加藤泰広部長は、「働いている人たちの再就職に結びつけられるようしっかりとサポートしていきたい」と話していました。