震災などの語り部育成 高校生の語り部の発表会 双葉町

震災と原発事故の記憶や復興の状況などを伝える語り部を育成する事業で、今年度の活動に取り組んできた高校生たちの学習成果の発表会が双葉町で行われました。

福島県教育委員会は、東日本大震災と東京電力福島第一原発の事故の伝承のため、2年前から県立高校の生徒を対象に語り部を育成する取り組みを行っています。

29日は双葉町の交流施設で参加する生徒たちの発表会が開かれ、16の高校の27人が参加しました。

この中で、広野町に住むふたば未来学園高校の2年生の生徒は、4歳のときに震災と原発事故が発生しておよそ2年にわたり町を離れて避難した経験を語りました。

一方で、幼いころの記憶は断片的だとした上で「みなさんは震災の記憶をどのくらい覚えていますか」と話し、次の世代に伝え続けるためにどのような取り組みが必要かを問いかけていました。

参加した船引高校2年生の女子生徒は「災害はいつどこで起きるか分からないので、被災地だけで悲しみや教訓を共有するのではなく、広く伝えていけるよう取り組みたい」と話していました。