いわき市の新常磐交通 プレミアム付き乗車券の販売開始

路線バスの需要を回復しようと、いわき市の新常磐交通は29日から市の補助金を活用したプレミアム付き乗車券の販売を始めました。

プレミアム付き乗車券はバスの利用客を増やして公共交通の維持につなげようと、新常磐交通がいわき市の補助金を活用して案内所や車内などで販売を始めました。

5400円分の回数券が3000円で購入できるプレミアム付きで、1万セット限定で29日からことし3月末まで販売されますが、なくなりしだい終了となります。

有効期限はことし9月末までで、新常磐交通の路線バスで利用できます。

いわき市は自家用車を主な交通手段とする住民の割合が80%ほどと全国の中核市で最も高く、公共交通の利用者が少ないことなどから路線バス事業は赤字が続いていて、新常磐交通はことし4月に15の路線廃止や大幅な減便を決めています。

新常磐交通の門馬誠常務取締役は「運転手不足に加えコロナ禍で路線バス利用客が2割減り、採算性が厳しい状況です。プレミアム乗車券を使ってぜひ1回バスに乗っていただきたい」と話していました。