福島県をPRする今年度のポスターお披露目 一般から募集

福島県は、一般から募集した風景写真などを採用した県の魅力をPRするポスターを毎年制作していて、19日、今年度の新たなポスターがお披露目されました。

福島県は7年前から毎年、福島の魅力や観光名所をPRするためのポスターを制作していて、19日は今年度の新しいポスターが県庁で発表されました。

新しいポスターは全部で17種類で、このうち14種類は去年行われたフォトコンテストで応募があった3131点の中から入賞した写真を採用したということです。

入賞作品のうち、グランプリに選ばれた宮城県丸森町の月崎里美さんが撮影した写真は、木々の間から臨む猪苗代湖と磐梯山の雄大さが表現されています。

また、優秀賞には、浪江町の請戸漁港で撮影された日の出と出初め式に臨む漁船を写した写真と、下郷町で撮影された雪に覆われ、朝日に浮かぶ三倉山の写真の2点が選ばれました。

19日は、グランプリに選ばれた月崎さんに内堀知事から賞状が手渡されました。

月崎さんは「福島県は自然豊かで四季折々の表情を見せてくれますが、特に冬の会津が大好きです。このポスターから福島の美しさが伝わればいいと思います」と話していました。

ポスターは希望する県内外の企業や団体に無料で提供されます。