「ゆうやけベリー」PRイベント 俳優の箭内夢菜さんも参加

福島県が開発したイチゴの新品種、「ゆうやけベリー」をPRするイベントが伊達市で開かれ、俳優の箭内夢菜さんがおいしさをPRしました。

「ゆうやけベリー」は福島県がイチゴのブランド化をねらって10年をかけて開発した新品種で、ジューシーで豊かな甘みと爽やかな酸味が特徴です。

県は、おととしから販売を開始したゆうやけベリーの販売促進に取り組んでいて、19日は伊達市のJAの直売所でPRイベントを開きました。

イベントには郡山市出身の俳優、箭内夢菜さんも参加し、「最初見たときはこんなに大きくて真っ赤なイチゴは初めてだと思いましたし、食べたときは思わず“甘っ!”と言ってしまいました。甘さと酸味のバランスもよいので、皆さんぜひすぐに味わってほしいです」などと魅力をPRしていました。

県によりますと、イチゴの栽培面積は、県全体でおよそ100ヘクタールで、そのほとんどが、栃木県が開発し、全国的に普及が進んでいる「とちおとめ」だということです。

一方、県内のゆうやけベリーの栽培面積は、今年度およそ3ヘクタールで、当面は3倍以上の10ヘクタールに増やすことを目指しています。

試食をした伊達市の70代の女性は、「初めて食べましたが本当に甘くてびっくりしました。ぜひ買って食べたいです」と話していました。