旅館ホテルの宿泊料金割引『「来て。」割』予約始まる

旅館やホテルの宿泊料金が割引になる、福島県の観光需要の喚起策『「来て。」割』が来月の宿泊分を対象に実施されることになり、予約の受け付けが18日正午から始まりました。

この『福島県「来て。」割』は、宿泊施設の観光需要を喚起して、原油価格や物価の高騰の影響を受けた観光事業者を支援するための県の施策です。

おととし、コロナ禍の県の旅行支援策として実施されましたが、旅行者が減る冬の閑散期にあわせたキャンペーンとして、今回新たに実施することになりました。

対象となるのは、日本在住の人か、団体を除く外国人観光客で、来月1日から29日までの間、1人1泊8千円以上の県内の旅館やホテルなどの宿泊料金が一律で3千円割引になります。

予約の受け付けは18日正午から始まり、宿泊施設への電話や施設の公式サイトからの予約、宿泊予約サイトや旅行会社を通した予約のいずれかで申し込む必要があります。

キャンペーンには県内の700あまりの旅館やホテルが参加し、県は30万泊分を割り引きできる予算を確保しています。

県観光交流課は「今回の『来て。』割を利用して、より多くの人に福島を訪れて魅力を感じていただきたい。宿泊業、観光業の需要を喚起することで地域活性化を図りたい」としています。