大熊町で小正月の伝統行事「だんごさし」家族連れなどが楽しむ

東京電力福島第一原子力発電所の事故で町の一部が帰還困難区域になっている福島県大熊町で小正月の伝統行事「だんごさし」が行われ、町内外の家族連れなどが楽しみました。

「だんごさし」は五穀豊穣や家族の幸せなどを願って、1月15日前後に東北地方などで行われる小正月の伝統行事です。

このうち、大熊町では、だんごさしを通して住民たちの交流を深めようと、有志のグループがことし初めて催しを開き、会場の町の交流施設には町の内外からおよそ50人が集まりました。

参加した人たちは縁起物の飾りと一緒に紅白の餅を受け取ると、3センチほどの大きさのだんごにして木の枝に次々と刺していました。

町内から友人と参加した女性は「友人とだんごさしをするのは初めてなので楽しいです。大熊町に住んでいて季節の行事を楽しめるのは貴重な機会なので、これからも参加したいです」と話していました。

主催したグループでは「町に戻ってきた人たちが交流を深められるような催しを今後も計画していきたい」としています。