年末年始 県外の滞在先でトコジラミに注意を

帰省や旅行などで人の移動が活発になる年末年始を迎え、福島県は、首都圏などで相談や被害の報告が相次いでいるトコジラミについて、県外の滞在先などでの注意を呼びかけています。

トコジラミは体長5ミリから8ミリほどの吸血性昆虫で、夜間に人が寝ている間に皮膚から血を吸って、強いかゆみが1週間ほど続くのが特徴です。

新型コロナの感染拡大が落ち着き、海外渡航が活発に行われるようになったのに伴い、世界各地で被害が広がっているとみられ、フランスや韓国では本格的な駆除や防除対策が進められています。

福島県によりますと、県内での相談件数は6年前に6件寄せられて以降、確認されていないということですが、東京都内で駆除業者などで作る団体に寄せられた相談件数は、ことし11月末時点で300件余りとこれまでで最も多くなっています。

専門業者などによりますと、トコジラミは人を吸血しやすい場所に潜む習性があるため、滞在先で使用するベッドや椅子、ソファーの隙間や布団の縫い目に潜んでいないか注意する必要があるということです。

カバンや衣服に付着して持ち込まれるおそれもあるため、防止策として手荷物や衣類の確認も有効だとしています。

県食品生活衛生課は「この時期は人の移動が盛んになり、さまざまな害虫や感染症へのリスクも高まる時期なので、被害が確認されている地域に出かける場合には、注意してほしい」としています。