正月の縁起物「破魔矢」作り大詰め 郡山市 安積国造神社

ことしも残すところあと5日となり、郡山市の神社では厄よけの願いが込められた正月の縁起物「破魔矢」作りが大詰めを迎えています。

郡山市の安積国造神社は、例年、正月三が日にはおよそ8万人が初詣に訪れるということで、神社では毎年この時期に厄よけや五穀豊じょうの願いを込めた破魔矢を準備しています。

拝殿では、みこ姿の4人の女性が長さ60センチと90センチの2種類の破魔矢に来年のえと「たつ」の張り子や、七福神が描かれたひょうたんを飾り付けていきました。

破魔矢作りに参加した21歳の女性は「よりよい1年を過ごせるようにと心を込めて作っています。正月の縁起物に願いを込めてお受けいただければと思います」と話していました。

破魔矢づくりは27日まで行われ、5000本が作られるということです。