建築100年を記念 JR白河駅舎にステンドグラス設置 披露

建築されてから100年余りになる白河駅の駅舎に本格的なステンドグラスが設置され、25日、関係者や市民に披露されました。

JR白河駅の現在の駅舎は大正10年に建てられた木造平屋の建物で、おととし建築から100年を迎えました。

これを記念して、市とJRが正面入り口の5つの窓にステンドグラスの設置を進めてこのほど完成し、25日、地元の人たちに披露されました。

関係者らがテープカットをして祝ったあと、今回の作品を担当し、市内でステンドグラス工房を開く渡邉真さん(46)が「住民や旅人、通勤通学の人に空間の光を感じてほしい」とあいさつしました。

ステンドグラスは1枚の大きさが縦横80センチほどで、9色の板ガラスを組み合わせ、およそ4か月かけて制作したということです。

披露式に訪れた人たちは「駅に来ると若い頃を思い出します」とか、「明るい雰囲気になったので市の発展につながるといいと思います」と話していました。