福島市教委の職員が酒気帯び運転で単独事故か 市教委が謝罪

福島市教育委員会の40代の男性職員が24日、酒気帯び運転をして単独事故を起こしたとして警察から任意で捜査を受けていることが分かり、福島市教育委員会は25日、会見を開いて謝罪しました。

福島市教育委員会によりますと、酒気帯び運転の疑いで警察の捜査を受けているのは、市の中央学習センターに勤務する41歳の男性職員です。

職員は24日午前1時すぎ、二本松市内の市道で運転する車を畑ののり面に衝突させ、かけつけた警察官が調べたところ、呼気から基準を超えるアルコールが検出されたということです。

福島市教委の聞き取りに、職員は23日午後6時ごろから24日の午前0時ごろまで、同僚2人と福島市内の3軒の飲食店で酒を飲んだあと、帰宅するために自家用車を運転したと説明しているということで、「魔が差してしまった。社会人としてあるまじき行為だった」などと話しているということです。

福島市教委は25日夕方、記者会見を開き、三浦裕治教育部長が「飲酒運転をしないよう呼びかける立場である市として重く受け止めています。市民の信頼を損なったことを心からおわび申し上げます」と謝罪しました。

職員は警察から酒気帯び運転の疑いで任意で取り調べを受けていて、市の教育委員会では処分を検討しているということです。