相馬市の保育園でクリスマス会 園児がサンタと交流

福島県相馬市の保育園では25日、クリスマス会が開かれ、子どもたちがサンタクロースとの交流を楽しみました。

相馬市の「みなと保育園」は2011年3月11日の巨大地震による津波で被害を受けた沿岸の地区にあり、復興支援を行う宮城県の団体のメンバーが毎年、クリスマスにあわせてサンタクロースにふんして訪れています。

クリスマス会には0歳から6歳の園児、およそ140人が参加し、白い大きな袋を持ったサンタが登場すると、小さな手でハイタッチをして笑顔で歓迎していました。

交流会では、子どもたちが「サンタさんはプレゼントをもらっているんですか」などと質問し、サンタクロースは「子どもたちからたくさんの“ありがとう”をもらっているよ」と答えていました。

会場には、保育園の子どもたちに人気だという怪獣も登場し、子どもたちはサンタクロースと怪獣からプレゼントのお菓子を手渡してもらうと、お礼の歌とダンスを披露していました。

子どもたちは「サンタさんの大きな手にタッチできて楽しかったです」とか、「家に帰ったらサンタさんが来たよと教えてあげたいです」などとうれしそうに話していました。