ことし話題になった人をモチーフにした「変わり羽子板」を展示

ことし話題になった人たちをモチーフにした、恒例の「変わり羽子板」の展示が、21日、郡山市の百貨店で始まりました。

「変わり羽子板」は、毎年この時期に、東京の人形問屋が1年間で話題になった人などをモチーフに制作していて、ことしも社会やスポーツの分野などから9人が選ばれました。

郡山市の百貨店でも、21日から展示が始まり、このうちアメリカンリーグで日本人初のホームラン王を獲得し、2回目のMVP受賞も果たした大谷翔平選手の羽子板は、兜をかぶった姿が布と綿を使った押絵と呼ばれる技法で立体的に表現されています。

また、プロ野球で38年ぶりに日本一に輝いた阪神・岡田彰布監督や、史上初の「八冠」全冠制覇を達成した将棋の藤井聡太八冠、ChatGPTを開発した「オープンAI」のサム・アルトマンCEOの羽子板も展示されています。

うすい百貨店の赤坂貴裕さんは「毎年、展示を楽しみに訪れる人もいます。細かく描かれている顔の表情も見ていただき、羽子板からパワーをもらってほしい」と話していました。

「変わり羽子板」の展示は21日から今月23日まで開かれています。