大玉村の洋菓子メーカーでクリスマスケーキの生産がピーク
クリスマスを前に大玉村にある洋菓子メーカーでは、食卓を彩るケーキの生産がピークを迎えています。
大玉村にある洋菓子メーカーでは、クリスマス用のケーキの生産が、19日から本格的に始まり、21日も従業員たちがケーキ作りに追われています。
このメーカーでは、今月24日までに、あわせて6種類、1600個あまりの注文が入っているということで、店舗裏にある工場では、従業員など20人あまりが総出で持ち場に分かれて作業していました。
従業員たちは、スポンジ生地に生クリームとスライスしたイチゴを敷きつめたり、生地の外側に生クリームを塗ったり、イチゴやひいらぎの葉を飾り付けるなど、一つ一つ手作業で仕上げていました。
メーカーによりますと、ことしはイチゴや乳製品などの価格の高騰を受けて、一部のケーキの値段を1個200円ほど値上げして販売するということです。
メーカーの相良栄二(57)さんは、「原材料費の高騰に加え、ことしの夏の記録的な暑さの影響でイチゴの育ちが悪いなど、ことしは苦労も多いです。クリスマスに向けて笑顔になってもらえるようなケーキ作りにはげみたいです」と話していました。