来年のえと「たつ」の張り子に絵付けをする体験教室 郡山市

年の瀬が近づくなか、福島県郡山市で来年のえとの「たつ」の張り子に絵付けをする体験教室が開かれました。

郡山市の男女共同参画センターでは、家族で昔ながらの文化を体験してもらおうと、えとの張り子の絵付け体験を毎年開催していて、16日は10組の家族26人が参加しました。

市内で張り子人形の工房を営む橋本広司さんが講師を務め、はじめに「好きな色でオリジナルのたつを作ってください」とアドバイスしました。

参加者たちは赤や黒、金などの絵の具を使って見本を見ながら張り子に思い思いの色を塗ったり、からだや角などに模様や顔を描いたりしていました。

参加した7歳の女の子は「からだのお花柄のところが気に入っています。角とか細かいところを塗るのが楽しかったです。家に置いて飾りたいです」と話していました。

講師の橋本さんは、「みなさん思い思いの迫力あるいいたつができたと思います。ことしはいろいろことがあったので、来年はたつのごとく、運がのぼるようないい年にしたいです」と話していました。