伊達市で「あんぽ柿」ゆうパック出発式

とろりとした食感が魅力の県北地方の冬の味覚「あんぽ柿」の「ゆうパック」による出発式が伊達市で開かれました。

「あんぽ柿」は、とろりとした食感と、しっかりとした甘みが特徴の県北地方の特産品で、年末の贈答用として日本郵便が注文を受け付け、全国に発送しています。

13日は、伊達市梁川町にある加工施設でJAや日本郵便の関係者による第1便の出発式が行われ、テープカットのあと50箱のあんぽ柿が載せられたトラックが発送拠点の郵便局に向けて出発していきました。

JAふくしま未来によりますと、ことしは柿の実の大きさのばらつきが少なく、加工に適したものが多く採れたことなどから、去年より50トン余り多い800トンの出荷を見込んでいるということです。

また、ことしは柿を干す期間の天候がよかったことなどから、より甘いあんぽ柿に仕上がったということです。

JAふくしま未来の数又清市代表理事組合長は「自然の甘みとあんぽ柿ならではのとろっとした食感を全国の人に楽しんでほしい」と話していました。