年末ジャンボ宝くじ「大黒様の宝くじ」売り場も販売始まる

1等と前後賞、あわせて10億円が当たる「年末ジャンボ宝くじ」の販売が21日から全国一斉に始まり、「大黒様の宝くじ」として親しまれるいわき市の売り場では多くの人が宝くじを買い求めています。

21日から全国一斉に販売が始まった「年末ジャンボ宝くじ」は、1等が7億円、前後賞が1億5000万円で、1等と前後賞をあわせると10億円になります。

いわき市平一町目にある宝くじ売り場は、大黒様をまつる社の前にあることから「大黒様の宝くじ」として親しまれ、たびたび高額当選が出ることでも知られています。

21日は、販売開始を前に大黒様に当選を祈願する神事が行われ、このあと午前10時に宝くじの販売が始まると朝から並んでいた人たちが次々と宝くじを買い求めていました。

山形県から訪れ一番乗りで販売開始を待っていた40代の男性は、「毎年初日に購入しています。1等10億円しか頭にありません」と話していました。

また、市内の40代の男性は、「きょうは30枚購入しました。当選したら事業をはじめる資金の足しにしたいです」と話していました。

年末ジャンボ宝くじは、来月22日まで各地の売り場や宝くじの公式サイトで販売され、当選番号の抽せんは大みそかに行われます。