福島県議選 自民党が過半数割れ 日本維新の会が初議席

任期満了に伴う福島県議会議員選挙は12日、投票が行われ、自民党は選挙前から議席を2つ減らして29議席にとどまり過半数を割り込みました。また、日本維新の会が県議会議員選挙で初めて議席を獲得しました。    

福島県議会議員選挙は12日に投票が行われ、11月2日の告示日に無投票で当選が決まった17人をあわせた58人の新しい議員の顔ぶれが決まりました。

議席の獲得状況を党派別に見ますと、自民党は議席を2つ減らして29議席にとどまりました。立憲民主党は議席を1つ減らして10議席に、共産党は議席を1つ減らして4議席、公明党は選挙前の4議席を維持しました。また、日本維新の会が1議席、無所属が10議席となっています。

自民党は4つある1人区のうち3つで敗れたほか、いわき市選挙区でも議席を失い、過半数を割り込むことになりました。

日本維新の会は県議会議員選挙で初めて議席を獲得しました。    

投票率は40.73%で、過去最低だった前回、4年前の選挙と比べて0.95ポイント低く、過去最低となりました。