「翠楽苑」 紅葉の時期に合わせたライトアップ 白河市

国の史跡・名勝に指定されている、白河市の南湖公園にある日本庭園の「翠楽苑」で、紅葉の時期に合わせたライトアップが行われています。

白河市の「翠楽苑」は、江戸時代の白河藩主、松平定信が築造した南湖公園に市が平成7年に整備したおよそ2.5ヘクタールの日本庭園で、毎年この時期にライトアップを行っています。

庭園には池が配置され、周囲にはカエデやモミジが植えられていて、庭園内に設置されたおよそ80基の照明が色づいた木々を照らし出しました。

庭園にある茶室では、抹茶と生菓子を味わうこともでき、訪れた人たちは、夜の闇に浮かびあがる幻想的な木々の紅葉を茶室から眺めたり、庭園内を散策したりしながら楽しんでいました。

白河市から訪れた40代の女性は「ライトアップを見に来たのは3回目ですが、ことしもきれいでよかったです。毎年の楽しみです」と話していました。

翠楽苑のライトアップは、来月5日まで、午後5時15分から午後7時半まで行われています。