福島市の公園に“落ち葉プール” 子どもたちが秋の感触楽しむ

福島市の公園には、落ち葉を敷き詰めた秋恒例の「落ち葉プール」がことしもお目見えし、子どもたちがふかふかの落ち葉の感触を楽しみました。

福島市のあづま総合運動公園にお目見えしたのは、毎年の秋恒例の「落ち葉プール」です。

縦横およそ3メートル深さ60センチの大きな木箱には、公園内で集めたケヤキやサクラなどの落ち葉がいっぱいに敷き詰められています。

27日は、地元の幼稚園児たちを招いてプール開きが行われ、40人あまりが2つのグループに分かれて落ち葉の感触を楽しみました。

最初は、慣れない落ち葉の感触に戸惑う様子もみられましたが、プールの中に入ると、すぐに元気いっぱいになり、寝そべったり落ち葉をかき集めたりして遊んでいました。

この落ち葉プールは20年前から行われていて、5歳の女の子は落ち葉の上に寝そべりながら「ふかふかして気持ちいい」と話していました。

企画したあづま総合運動公園の山本聡事業運営課長は「公園を整備している人たちが一生懸命落ち葉を集めました。秋ならではの楽しみを思う存分味わって欲しいです」と話していました。

この落ち葉プールは、小学校低学年までを対象に来月12日まで開放されます。