福島空港 国際線の運航 約3年7か月ぶりに再開

福島空港から海外へ向かう国際線の運航が、6日およそ3年7か月ぶりに再開し、午前10時すぎにベトナムへのチャーター便が出発しました。

福島空港を発着する国際線は新型コロナの感染拡大を受けて、3年前の2月からすべての運行を見合わせていましたが、ベトナムから到着するチャーター便の運航がことし1月から再開しています。

6日は、福島空港から海外へ向けた運航がおよそ3年7か月ぶりに再開しました。

再開の第1便はベトナムのノイバイ空港へ向かうチャーター便で、およそ160人の乗客が、手荷物の検査や搭乗手続きをして出発ゲートを通り、飛行機に乗り込んでいきました。

白河市の20代の女性は、「コロナでなかなか海外旅行にいけなかったので、すごく楽しみです。ベトナムのおいしいご飯をたくさん食べてきます」と話していました。

また、いわき市から出かける夫婦は「久しぶりに福島から海外に飛行機が飛ぶということで、家族で日程を合わせました。なかなか行けない家族旅行なので楽しみます」と話していました。

飛行機は県の職員らに見送られながら午前10時すぎに離陸し、乗客らは6日から4日間、ベトナム国内の世界遺産などをめぐるツアーに参加するということです。