郡山市で特産のこいの料理や加工品をPRするキャンペーン

郡山市で、特産の食用のこいの消費拡大に向けて、県内の飲食店などでこいの料理や加工品をPRするキャンペーンが6日から始まります。

郡山市では江戸時代からこいの養殖が盛んで現在は3つの業者が養殖を行っていて、市によりますと昨年度の生産量は660トンと市町村別では全国最多になる見込みだということです。

市は、観光客が増えるこの時期に特産のこいを広くPRしようと「鯉食キャンペーン」を企画し、6日から取り組みが始まります。

県内の飲食店やスーパーなど91店舗が参加していて、昆布締めやトマト煮込み、甘酢あんかけなど、各店舗が工夫を凝らしたメニューを提供するほか、レトルトパックの甘露煮やカレーなど加工品も販売されます。

キャンペーンはことし12月3日まで行われ、料理の画像をSNSで投稿したり、パッケージに付いているシールをはがきに貼って応募したりすると抽せんで地元のコメなどが当たるということです。

郡山市園芸畜産振興課鯉係は「観光シーズンの秋からキャンペーンを実施して年末年始に向けて郡山市産のこいの消費拡大に勢いをつけていきたい」としています。