県北の公立小学校に不正アクセス 県教育庁が注意呼びかけ

今月、県北地方の公立小学校で、インターネットのアカウントが不正にアクセスされていたことがわかり、県教育庁が県内の公立学校に注意を呼びかけています。

県教育庁によりますと、不正なアクセスを受けたのは県北地方の小学校で、学校のインターネットのアカウントが今月上旬からログインできない状態になりました。

今月20日に、県教育庁に報告してパスワードをリセットし、ログインしたところ、何者かがアクセスした形跡が見つかり、この学校に通う児童にアカウントの停止を迫るメールを送信したり、偽名を使って外部に問い合わせたりしていたことが分かったということです。

これまでのところ児童の個人情報などの流出は確認されていないということですが、学校が警察に相談しているということです。

福島県教育庁教育総務課は「不正アクセスのあった学校を所管している教育委員会が事実確認を行っている。同じシステムを利用しているすべての公立学校に対して注意を呼びかけたい」としています。