新型コロナ感染者 1医療機関平均18.28人 2週連続減少

今月17日までの1週間に県に報告された、新型コロナの1医療機関当たりの感染者数は、平均で18.28人となり、2週連続で前の週を下回りましたが、県は引き続き注意を呼びかけています。

福島県は、新型コロナウイルスの感染状況を把握するため、県内82の医療機関から報告された新規の感染者数を週ごとにまとめています。

それによりますと、今月17日までの1週間の1医療機関あたりの感染者数は平均18.28人で、前の週を2週連続で下回りました。

また、対象となっている医療機関から報告された感染者数の合計は1499人で、前の週と比べて480人少なくなりました。

感染者数を年代別に見ますと、10歳未満が426人で全体の28.4%と最も多く、次いで10代が345人で23%と、3週連続で10代以下の若い世代が半数以上を占めています。

このほか県内では、インフルエンザの新規感染者の報告数が3週連続で増加しています。

福島県は、新型コロナの感染者数が減少傾向にあるものの、依然として注意が必要な状況だとして、換気やこまめな手洗いなど基本的な感染対策をとるとともに、体調がすぐれないときは出勤や登校などの外出に留意するよう呼びかけています。