東北自動車動の福島トンネル付近でバスから出火 けが人なし

15日午後、東北自動車道の福島市にある福島トンネル付近で走行していたバスから火が出ました。
けが人はいませんでしたが、前後の区間が通行止めになっています。

15日午後3時すぎ、東北自動車道の上り線の福島市平石の福島トンネル付近で、「バスから煙が出ている」とバスの運転手から道路管理者のNEXCO東日本に連絡がありました。

警察や消防によりますと、バスの後方にあるエンジンルーム付近から火が出て、現場に駆けつけた消防が消火にあたり、午後5時前に火は消し止められました。

警察や消防によりますと、このバスには乗務員と乗客合わせて46人が乗っていましたが、バスから煙が出たことに異変を感じた運転手がバスを止めて乗客を避難させたため、けが人はいなかったということです。

バスが燃えている様子が撮影された動画では、高速道路の路肩に止められたバスから、バスの高さまで炎が上がっている様子が確認できます。

バスの運行会社によりますと、このバスは短期間に集中して運転免許を取得するため、山形県での合宿を終えた人たちを乗せて東京に向かっていたということです。

警察と消防は、バスから出火した原因について調べることにしています。

この影響で、東北自動車道は福島西インターチェンジから二本松インターチェンジの間の上り線で午後4時前から通行止めとなっています。