大雨の片づけ作業 いわき市が2か所に「現地支援センター」

今月8日の記録的な大雨で住民たちが片づけ作業に追われているいわき市では、13日から特に被害の大きかった地域の住民を支援するための拠点が2か所設けられました。

いわき市が開いたのは、「現地支援センター」で、特に被害の大きかった内郷内町の立町集会所と内郷白水町の上代集会所の2か所に設置されました。

支援センターでは、消毒液や土のう袋、それに手袋などを配布したり、高圧洗浄機や軽トラックを貸し出したりするほかり災証明書の申請や住民からの要望なども受け付けるということです。

このうち、立町集会所では、住民たちが、消毒液の受け取りやり災証明書の申請などのために訪れていて、職員が次々と対応にあたっていました。

住民からは、被災した住宅の代わりとなる住宅を確保してほしいといった要望が数多く寄せられているということです。

支援センターを運営するいわき市災害対策課の松本雄二郎参事兼課長は、「車が被災した人も多いのでより近い場所で支援が必要だと考え拠点を2か所開設した。必要な支援を行うために住民のニーズを把握したいので、何かあればこちらのセンターに来てほしい」と話していました。

支援センターは、今月末まで毎日、午前9時から午後4時半まで開かれています。