記録的大雨 いわき市は被災住民などに3入浴施設を無料開放

いわき市は、記録的な大雨で自宅が浸水するなどの被害を受けた住民や、災害ボランティアの人たちを対象に、12日から市内の3つの入浴施設を無料で開放するなどの支援を始めます。

いわき市では、今月8日の記録的な大雨で1300棟余りの住宅で土砂が流れ込んだり、床下や床上が水につかったりする被害が出ました。

市は、被災した住民の支援策のひとつとして、市内の3つの入浴施設を無料で開放することを決めました。

開放するのは、いわき湯本温泉のさはこの湯公衆浴場と、湯本駅前みゆきの湯公衆浴場、それに、海沿いの下高久地区にある新舞子ハイツの3か所です。

無料で利用できるのは避難所に避難している人や、自宅が被害を受け入浴が難しい人、災害ボランティアとして活動した人で、期間は12日から今月末までです。

このほか、市は、大雨の被害に関する住民からの相談はさまざまな分野にわたることから混乱を避けるため、専用のコールセンターを12日から設けます。

番号は0246−38ー5696で、土日祝日を含む毎日、午前8時半から午後5時まで、相談を受け付けるということです。