福島県へ観光客を!県とJR東日本が秋の観光キャンペーン開始

福島県への観光客を増やそうと、秋の観光などをPRするキャンペーンが始まり、JR郡山駅では記念の式典が行われたあと団体客を乗せた特別列車が出発しました。

このキャンペーンは県内の観光や食、復興などをPRしようと、福島県とJR東日本がことし11月にかけて行っています。

2日目の2日はJR郡山駅で記念の式典が行われ、福島県の内堀知事が「国内外の多くのお客さまに福島に来て、見て、食べて、笑顔になっていただくため、力を合わせて頑張りましょう」とあいさつしたあとテープカットを行って、キャンペーンのスタートを祝いました。

2日は東京・上野駅から団体客を乗せた特別列車「秋をめぐれば福きたる号」も運行していて、内堀知事たちが会津若松駅に向かって出発する列車を駅のホームで見送りました。

キャンペーンの期間中は、東京・高尾駅と福島県のいわき駅を結ぶ特別列車が2日と3日運行されるほか、県内の117か所を巡りスマートフォンでスタンプを集める周遊ラリーが開かれるなど、県内各地でイベントが企画されています。

JR東日本東北本部で地域観光を担当する戸田憲介さんは「福島県にはいいところがたくさんあるので、首都圏や他のエリアからもたくさんの人に来てほしい」と話していました。