「馬肉の日」 会津若松・喜多方の飲食店 馬肉料理を安く提供

会津若松市と喜多方市では、8月29日を語呂合わせで「馬肉の日」として、地元の飲食店が特産の馬肉を使ったメニューを手ごろな価格で提供するイベントを行っています。

このイベントは、会津産の馬肉を扱う加工業者や飲食店などでつくる「さくらの会」が企画し、会員となっている会津若松市と喜多方市の15店舗が参加しています。

馬肉を使ったメニューの税抜きの価格を日付にちなんで829円に統一していて、このうち、会津若松市の居酒屋では、赤身のもも肉の中でもとくに柔らかい「芯玉」という部位の肉を通常の2人前から3人前にあたる量で馬刺しとして盛りつけた定食を提供しています。

午前11時に開店すると次々に客が訪れて馬刺しの定食を注文し、会津特産の馬肉料理を味わっていました。

企画した団体によりますと、馬肉は赤身が多く高タンパク、低カロリーで、夏バテ防止の効果も期待されるということで、イベントを通して多くの人に魅力を知ってもらいたいとしています。

夫と2人で訪れた女性は「馬肉は最近高いので、こうして安く食べられて本当にありがたい。柔らかくおいしくヘルシーで会津の馬刺しは日本一だと思います」と話していました。

居酒屋の鈴木秀幸店長は「馬肉はヘルシーで高タンパクなので、たくさん食べて暑い夏を乗り切る力にしてほしい」と話していました。